イングリッシュホイール

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    師走ですね。

    八王子は11月末にこの冬初めての雪が積もりました。

     

     

    ただ、道路に車が走り始める明け方から降ったので、車道に雪が積もる事はなく、街が止まる事はありませんでした。

    東京は雪に弱い街なので、その点では助かりました。

    夜中から降っていたらアウトでしたね。

     

     

    さて、ここのところバイクとは違う製作物の依頼を立て続けにいただいていまして、ブログのネタになる様な事があまりなかったのですが、板金に関して一つ面白いお話をいただく事が出来ました。

    まだ詳細は書けないですが、それに因んで今回は板金ネタで記事を書いてみたいと思います。

     

    板金の道具にイングリッシュホイールというものがあります。

    ↓こんなの。

     

    10年ほど前までは日本で入手するのはすごく困難でした。

    最近はネットのお陰でヤフオクからでも簡単に購入する事が可能です。

    ただ、これをどう使うのか、知っている方はそんなにいないのではないでしょうか。

    ま、これを必要としている人もそんなにいないと思いますが(笑)

     

    簡単に説明すると、これは、鋼板をホイールの間に通し、力のかけ具合で望む曲率の面を作ったり、打痕を均したりする板金道具なんです。

    うちの作業場はとにかく狭いので、あまり大きいものは置く事が出来ませんから、一番小さいものを購入しました。

    でも、色んなものを作っていく上で、「ここはもっとこうなっていた方が良いな…」と感じる事が多くなっていきました。

    そこで、これは以前にも記事にしたのですが、まずはこのイングリッシュホイールの形を変えてみました。

    ↓こんな感じ。

     

    下側のホイールを支える角パイプがホイールを当てたい対象物と干渉して、うまく当てる事が出来ない事があったので、コの字型からC型へ改造した訳です。

    以前作っていたMVアグスタのタンクの上面にホイールを当てたくて行った改造でした。

     

     

    でも、これでもまだ完全ではありませんでした。

    次に作っていたエルシノア用のタンク。

    これはある程度量産予定で作り始めたので、極力作業工程を減らして作る事を考えた結果、イングリッシュホイールを多用する事となりました。

    アグスタのタンクより小さいので、更に特殊な形状のイングリッシュホイールが必要となりました。

    ↓で、作ったのがこれ。

     

    通常のイングリッシュホイールはホイールを当てる対象物に干渉しない様に、フレームを外側へと逃がす様にしているのですが、これは逆に内側に入り込む様に逃がしました。

    その為、ホイール圧を変えるハンドルも通常は下側についているのですが、これは上に持って行ってあります。

    これにより、かなり細い部分にでもホイールを当てる事が可能となりました。

     

     

    この二台体制になってから、うちで作るもののほとんどは事足りています。

    ただ、これを設置する土台が一つしかないのが問題でした。

    万力で挟みこむ方法で土台に装着しているので、そんなに脱着が大変な訳ではないのですが、それでもいちいち必要に応じて付け外しするのはストレスでした。

    ↓そこで駄目元で作ってみたのがこれ。

     

    車の鉄ホイールを二つ溶接でひっつけて、そこに万力を固定しただけのものです。

    ガタガタしてやり難いかなぁ…と思っていたのですが、意外と使える(笑)

    二つ並べて使えれば、必要に応じて頻繁に行き来が可能なので、ストレスなく作業が行える様になりました。

     

     

    出先、例えばイベントなんかでのイングリッシュホイールの設置でも使えそうです。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

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    コメント
    物作りを効率良くするには道具の工夫が必要ですね。職人さんの道具等見ていると本当に凄い数になっていますが、その都度作っているからそうなるようですね。
    ドリーム50のエンジンを75CCにしましたが、トルクが強くなって違うエンジンになった気がします。ギヤ比も上げて乗り易くなりましたが、慣らし運転が済んでからどこまで回るのか試してみたいです。
    • Rockey
    • 2016/12/06 6:35 AM
    →師匠
    自分も効率を考えると、まず道具やジグといったものを考えるようになりました。
    というか、そこから始めないと下請けの仕事は割が合わないですね(笑)
    なので、もう二度と使わないかも知れない道具やジグも含めると、けっこう数が増えてきてます(笑)
    ドリームのエンジン、トルクが強くなったんですね。
    こうなると高回転でどこまで回るか楽しみですね。
    あのエンジンこそ、PEキャブが合うんじゃないですか?!
    • しま
    • 2016/12/07 2:35 AM
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